休みのない日々から抜け出そう

過労死などの問題が取り上げられるようになり、ワークライフバランスを推進している会社が増えてきているのではないでしょうか。それでも、現実にはなかなか思うようにはいかないこともあります。その中で、恐らく殆どの人が悩んでいるのは残業かと思います。

同じ会社内であっても、部署や上司によって残業に対する考えが違うこともあります。残業している、即ち仕事熱心だ、と考える上司の下で働くと残業が増える傾向にあるでしょう。そうした場合、上司も残業することに抵抗がないため長い時間職場にいることが当然のことになっています。いくら会社がワークライフバランスを推進していても、このような環境にいれば、自分一人が早く帰るのはとても気まずい気持ちになるでしょう。結局付き合い残業になってしまい、真面目に残って仕事をしてしまうことになります。結果、毎日の帰宅時間が遅くなります。

家族との時間は平日は殆どない、という人もいるのではないでしょうか。実際仕事内容によっても、どうしても夕方以降に忙しくなる傾向がある場合もあります。さらに、休日に緊急対応などで出勤することが多い場合は結局代休や有給休暇を消化しきれないので、自由な時間がますます減ってしまい、悪循環に陥るという経験をした人も少なくないのではないでしょうか。激務すぎて人手も常に不足している職場では、一人でも休んでしまうと仕事が回らないという事態に陥ってしまうこともあります。このような職場では有給休暇もとりにくく、むしろ休もうとすると周囲から疎がられるような悪しき雰囲気が漂っているのです。こんな状態がまかり通っているのであれば、早めに転職した方が良いでしょう。